12/24 北陸Finals 決勝戦 ヨシダ vs ニワ (スタンダード)
2012年12月25日 まじっく コメント (5)スタンダート3回戦、ブースタードラフト3回戦。それらを乗り越えてたどり着けるTOP8スタンダード・シングルエリミネーション。
長い長い戦いを乗り越えたのは、トリコフラッシュを操る石川のニワと白緑ビートダウンを駆る福井のヨシダ。初代北陸チャンプの称号を掛け、決勝戦を戦う。
GAME1
お互いに7枚をキープし、決勝が始まる。
先手を取ったニワだが、序盤は淡々と土地を並べ後半戦に備える。一方のヨシダ、2T目から絡み根の霊を呼び出し積極的に攻撃、さらに追加でロクソドンの強打者とつなげる。ニワは盤面に対する回答を探すために、熟慮をプレイ、さらにフラッシュバックとひたすらにライブラリを掘り進める。
そしてきっちり4T目に至高の評決。ロクソドンの強打者は葬り去られ、絡み根の霊も不死を失う。しかし残った絡み根を怨恨で強化し、さらに2枚目のロクソドンの強打者を盤面に加えたヨシダの攻めに、スフィンクスの啓示を打っても生き残れないことを悟るとニワはサイドボードへ手を伸ばした。
ニワ 0-1 ヨシダ
GAME2
お互いに何度も何度も確かめた入念なサイドボードを終え、2本目に移る。
先ほどは盤面に触れるカードをほとんど引けないまま負けてしまったニワ。今回はしっかり取り戻したいところだがマリガンに見舞われてしまう。対するヨシダは長考しながらもキープを宣言。これがどのようにゲームに影響するか。
1本目と同じように淡々と土地を並べ、熟慮やボーラスの占い師を唱え手札を整えるニワに対し、ヨシダは2ターン目に対策カードであろう安らかな眠りを、3ターン目にはロクソドンの強打者を唱え後手ながらもテンポよく手札を使っていく。
後続としてヨシダの唱える情け知らずのガラクはなんとか雲散霧消で退けるが、盤面の解答にはならない。強打者のアタックを占い師でブロック→修復の天使で救出とごまかしながらゲームを長引かせにかかるがヨシダは追加のロクソドンの強打者。これはたまらず天使と占い師のダブルブロックで打ち取り、さらにもう一体の強打者には占い師が持ってきたアゾリウスの魔除けでライブラリに退場させる。
きっちり盤面を掃除したニワは、記憶の熟達者、ジェイスを呼び出し、先ほどライブラリに送ったロクソドンの強打者を墓地に送り届ける。しかしヨシダもさすがにジェイスは放置できず、即忘却の輪で追放し、ジェイスを唱えた隙を見逃さず秘密兵器である絹鎖の蜘蛛を戦場に。
しかし、ここまでの攻防で手札のほとんどを使い切ってしまったヨシダは、序盤にドロースペルを連打していたニワほど余力がない。月の賢者、タミヨウで蜘蛛を抑えられ、最初の占い師の効果でハンドに加えていたスフィンクスの啓示を全力で唱えられては、タミヨウの忠誠値を下げることはできずに奥義までたどり着かれてしまった。最後の抵抗である安らかな眠りも拘留の宝球されてしまっては、ヨシダはただただPWの理不尽な紋章を眺めることしかできなかった。
ニワ 1-1 ヨシダ
GAME3
これですべてが決まる最終戦。今まで和やかに対戦してきた両者だが、さすがに緊張が見える。お互い初手には不満があり、6枚スタートとなった両者。
ヨシダのアヴァシンの巡礼者をニワが火柱で退けるところからゲームがスタートする。ここからはニワは淡々とセットランドを続け、ヨシダは後続としてセレズニアの魔除けで騎士を呼び出しアタックを続ける。しかしニワ、どうも動きが悪い。ドロースペルは打つのだが、全く後続を唱えないのだ。場を見てみると出ている土地は赤と青。手札は白一色。ここにきて痛恨のマナトラブル。
ヨシダはとにかく殴り続ける。ニワが白マナを引く前にと修復の天使を加え、できうる限りの打点を叩き込む。
ついに白マナを引き込んだニワ。ショックランドではあったが、ハンドにはアゾリウスの魔除け、スフィンクスの啓示と強力なカードが目白押しだ。とにかく、これらをプレイすることができれば圧倒的な勝利を味わえるだろう。
しかしニワのターンエンドに現れた2体目の修復の天使が、ニワからそれらのカードをプレイする時間を奪っていった。
ニワ 1-2 ヨシダ
北陸Finals2012、優勝は ヨシダ!
長い長い戦いを乗り越えたのは、トリコフラッシュを操る石川のニワと白緑ビートダウンを駆る福井のヨシダ。初代北陸チャンプの称号を掛け、決勝戦を戦う。
GAME1
お互いに7枚をキープし、決勝が始まる。
先手を取ったニワだが、序盤は淡々と土地を並べ後半戦に備える。一方のヨシダ、2T目から絡み根の霊を呼び出し積極的に攻撃、さらに追加でロクソドンの強打者とつなげる。ニワは盤面に対する回答を探すために、熟慮をプレイ、さらにフラッシュバックとひたすらにライブラリを掘り進める。
そしてきっちり4T目に至高の評決。ロクソドンの強打者は葬り去られ、絡み根の霊も不死を失う。しかし残った絡み根を怨恨で強化し、さらに2枚目のロクソドンの強打者を盤面に加えたヨシダの攻めに、スフィンクスの啓示を打っても生き残れないことを悟るとニワはサイドボードへ手を伸ばした。
ニワ 0-1 ヨシダ
GAME2
お互いに何度も何度も確かめた入念なサイドボードを終え、2本目に移る。
先ほどは盤面に触れるカードをほとんど引けないまま負けてしまったニワ。今回はしっかり取り戻したいところだがマリガンに見舞われてしまう。対するヨシダは長考しながらもキープを宣言。これがどのようにゲームに影響するか。
1本目と同じように淡々と土地を並べ、熟慮やボーラスの占い師を唱え手札を整えるニワに対し、ヨシダは2ターン目に対策カードであろう安らかな眠りを、3ターン目にはロクソドンの強打者を唱え後手ながらもテンポよく手札を使っていく。
後続としてヨシダの唱える情け知らずのガラクはなんとか雲散霧消で退けるが、盤面の解答にはならない。強打者のアタックを占い師でブロック→修復の天使で救出とごまかしながらゲームを長引かせにかかるがヨシダは追加のロクソドンの強打者。これはたまらず天使と占い師のダブルブロックで打ち取り、さらにもう一体の強打者には占い師が持ってきたアゾリウスの魔除けでライブラリに退場させる。
きっちり盤面を掃除したニワは、記憶の熟達者、ジェイスを呼び出し、先ほどライブラリに送ったロクソドンの強打者を墓地に送り届ける。しかしヨシダもさすがにジェイスは放置できず、即忘却の輪で追放し、ジェイスを唱えた隙を見逃さず秘密兵器である絹鎖の蜘蛛を戦場に。
しかし、ここまでの攻防で手札のほとんどを使い切ってしまったヨシダは、序盤にドロースペルを連打していたニワほど余力がない。月の賢者、タミヨウで蜘蛛を抑えられ、最初の占い師の効果でハンドに加えていたスフィンクスの啓示を全力で唱えられては、タミヨウの忠誠値を下げることはできずに奥義までたどり着かれてしまった。最後の抵抗である安らかな眠りも拘留の宝球されてしまっては、ヨシダはただただPWの理不尽な紋章を眺めることしかできなかった。
ニワ 1-1 ヨシダ
GAME3
これですべてが決まる最終戦。今まで和やかに対戦してきた両者だが、さすがに緊張が見える。お互い初手には不満があり、6枚スタートとなった両者。
ヨシダのアヴァシンの巡礼者をニワが火柱で退けるところからゲームがスタートする。ここからはニワは淡々とセットランドを続け、ヨシダは後続としてセレズニアの魔除けで騎士を呼び出しアタックを続ける。しかしニワ、どうも動きが悪い。ドロースペルは打つのだが、全く後続を唱えないのだ。場を見てみると出ている土地は赤と青。手札は白一色。ここにきて痛恨のマナトラブル。
ヨシダはとにかく殴り続ける。ニワが白マナを引く前にと修復の天使を加え、できうる限りの打点を叩き込む。
ついに白マナを引き込んだニワ。ショックランドではあったが、ハンドにはアゾリウスの魔除け、スフィンクスの啓示と強力なカードが目白押しだ。とにかく、これらをプレイすることができれば圧倒的な勝利を味わえるだろう。
しかしニワのターンエンドに現れた2体目の修復の天使が、ニワからそれらのカードをプレイする時間を奪っていった。
ニワ 1-2 ヨシダ
北陸Finals2012、優勝は ヨシダ!
コメント
もうティルなんか知りません
あざーっす!すげー嬉しいっす!
おーしま
修正しました。実はGAME3のメモ失くしてしまった。
じょんさん
まじで申し訳ないっす・・・
修正しました。
セレズニアの魔除けは初手にあった